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--- 目次 ---
混合ワクチン接種は必要?(接種費用や頻度)
狂犬病の予防接種は法律で定められていますが、混合ワクチン接種は法律では定められていません。
・管理人の場合
愛犬レオンは「8種混合ワクチン」を毎年接種していました。
理由は「獣医に勧められたから」「いろんな病気の予防になるから8種」でした。
・そもそも「混合ワクチン」ってなに?
・混合ワクチン接種の費用と頻度は?
・抗体検査って何?
混合ワクチンってなに?
犬のワクチンには、狂犬病の予防接種のように「法律で決められているワクチン」と任意で受ける「混合ワクチン」があります。
・混合ワクチンとは
「コアワクチン」と「ノンコアワクチン」があり「3種~11種の病気に対する抗体を作るため」のワクチンを指します。
種類は、1種・3種・5種・6種・7種・8種・11種。
混合ワクチンはまず「コア」「ノンコア」に分けて考える必要があるようです。
「コアワクチン」と「ノンコアワクチン」
・コアワクチン
危険性の高い病気を対象
パルボウイルス・ジステンパーウイルス・狂犬病ウイルスなど
・ノンコアワクチン
危険性の高い病気以外を対象
パラインフルエンザウイルス・アデノウイルスⅡ型・レプトスピラなど
どの種類のワクチンが愛犬に必要なのかは、動物病院の獣医さんに相談して決めるとよいでしょう。
混合ワクチン接種の費用と頻度
・混合ワクチン接種費用
種類や各動物病院によって違いますが5,000円~10,000円くらいです。
・混合ワクチン接種頻度
最近はいろいろな意見があり、私は重要と考えています。
年1回の接種と多種を勧める獣医さんが大半です。
言葉を選ばず書きますが動物病院も商売ですので当然のことです。
ですが、最近は3年に1回の頻度というケースも出てきています。
現在は「抗体検査」を実施し「抗体があれば接種しない」「なければ接種する」という方式が浸透してきています。
抗体検査とは?
ワクチン接種によって犬の体内に作られた「抗体」が残っているかを調べる抗体検査のことです。
検査で抗体が残っていることがわかれば、免疫が維持されていることを意味し、ワクチン接種は不要になります。
接種した時の「ワクチン接種証明書」のように「抗体検査証明書」も発行されます。
採血後、早ければ30分程度で検査結果がわかります。
実際に6年間、毎年約1千件の抗体検査を行い、抗体が不十分だった事例は年間数件にとどまるという検査データもあります。
動物病院への抗体検査キット導入率は50%程度、検査費用は動物病院によって様々ですが1回あたり8,000円前後というのが一般的のようです。
抗体が既にできている、または必要のないワクチンは接種すべきではないとして日本国内でもそんな取り組みが徐々に広がりつつあります。
混合ワクチンの特性を説明し、犬の飼育環境を聞き取ったうえで抗体検査を飼い主にすすめる。
そんな動物病院、獣医さんが見つかれば実に理想的です。
まとめ
ここでは触れていませんが、この他に副作用やアナフィラキーショックなども考慮しなくてはなりません。
混合ワクチン接種に限りませんが、受けるも受けないも飼い主さんの意思に全てがゆだねられます。
愛犬の生活環境や行動範囲をご家族で考える、かかりつけの獣医さんに相談するなどしてしっかり考えましょう。
そして、混合ワクチン接種をするならば、愛犬の体調のよい日の午前中がおすすめです。
もし、副作用がでても午前中なら再診察してもらえるからです。
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